もくじ

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あらすじ

しんちょく

なりたち

そうさ

盲目の主人公が挑む
脱出・推理ゲーム

ある冬のこと。

主人公リライトと、その父親ラタスは、
ラタスの実家へ帰省する。

その夜、リライトは何者かに誘拐されてしまう。

朝、目を覚ますとそこは見知らぬ場所、
「だいじょううでん しょうてんがい」だった。

商店街の住人に帰り道を尋ねようとするが、
まともに取り合ってもらえない。

困り果てたリライトのものへ、男の怒号が聞こえた。

「この中に、商店街の仲間を殺した奴がいる。
そいつを突き止めるまで、商店街は封鎖する。」

2024 ふゆ

紹介サイト開設 - 完了

ゲーム内容の紹介サイト(このページ)を
開設します。

2024 なつ

試作版をリリース - 未完了

ゲームを途中まで遊べる試作版をリリース
します。ここでは、バグチェック等を行う
予定です。

2025 ふゆ

完成版をリリース - 未完了

ゲームを最後まで遊べる完成版をリリース
します。

対応端末

iPhone(iOS)

iPad(iPadOS)

Mac(MacOS)

androidなど、他端末は様子を見ながら、
順次対応する予定です。

対応コントローラー

画面内キーボード

外部キーボード

テンキー

数字・エンター・デリート・タブ・マイナス
のあるキーボードであれば、入力可能だと
思います。

黒い画面

username@my-computer ~ $ Game install daijyouuden

==> Downloading Chapter1
################################################## 100%
==> Downloading Chapter2
################################################## 100%

daijyouuden was successfully installed!

黒い背景に文字だけの画面。

現在広く普及している、画像や動画が大量に映し出されるグラフィカルな画面とは異なり、初期のコンピュータではCUIと呼ばれる文字だけの画面が主流でした。

グラフィカルな画面では、タッチやマウスカーソルによる画面操作が行えます。

CUIでは、タッチやマウスカーソル操作の代わりに、"コマンド"を使って、コンピュータを操作します。

例えば、こんなコマンドがあります。

ls

listの略で、現在開いているフォルダに存在しいているファイルを一覧表示するためのコマンドです。

ls
Chapter1 Chapter2 Chapter3
Chapter4 Chapter5

lsコマンドを実行すると、下にファイル名が一覧表示されます。

この場合は、現在開いているフォルダの中に、
Chapter1〜5の5つのファイルがあることを示しています。

では、このような場合はどうでしょう?

フォルダの中にフォルダ・ファイルがあり、さらにそのフォルダの中にファイルがあるという、入れ子状態です。

現在開いているフォルダは、フォルダ①です。中身に何が入っているのか、まだ分からないとします。ここから、lsコマンドを使って、ファイル⑥を探してみましょう。

初めは、どこに、どのような、ファイル・フォルダがあるのか、まったく分からない状態です。

listコマンドを使い、フォルダにどのようなファイル・フォルダがあるのかを調べてみます。

ls
ファイル① ファイル② フォルダ②
ファイル③

lsコマンドを実行すると、フォルダには、3つのダイル(ファイル①・ファイル②・ファイル③)と、1つのフォルダ(フォルダ②)が存在することが分かりました。

今度は、フォルダ②の中身を調べてみましょう。

ls フォルダ②/

lsのうしろにフォルダ名を追加することで、指定されたフォルダの中身を表示することができます。

lsコマンドを実行した結果、フォルダ②には、ファイル④・ファイル⑤・ファイル⑥があることがわかり、ファイル⑥を見つけることができました。

ls フォルダ②/
ファイル④ ファイル⑤ ファイル⑥

lsコマンドでは、現在地(現在開いているフォルダ)からみて、最も近い場所にあるフォルダから順番に、中身を調査します。

上図の場合、現在地→2番目をいきなり探すことはできず、現在地→1番目→2番目という順でファイルを探す必要があります。

リライトのコマンド

"だいじょううでん しょうてんがい"では、主人公リライトが、何らかの行動をするために、コマンドを使用する必要があります。

例えば、移動をしたいとき、ムーブコマンド731363を使います。

ls フォルダ②/

先ほど、lsコマンドにフォルダ名(この場合はフォルダ②/)を追加しました。フォルダ名の部分は、コマンドのオプションで、コマンドの処理を、より詳細に指定するために使用します。

ムーブコマンドにも、オプションを追加することができます。

ムーブコマンドに追加できるオプションは2種類。"向き"と"回数"です。

"前に2回進む"場合は、"向き"に1を、"回数"に2を設定します。

"右を3回向く"場合は、"向き"に2を、"回数"に3を設定します。

このように、形は異なるものの、リライトのコマンドは、CUIのコマンドに似せて作られています。

CUIを歩く

主人公リライトは盲目の人物です。

何も見えない中、歩いていく状況を、想像してみてください。

最初は、何がどこにあるのか、何もわかりません。

まず、自分の目の前には何があるのかを確かめる必要があります。

目の前の状況が把握できたら、一歩前へ。また目の前の状況を確かめて、一歩前へ…

…というように、手前のものから順番に処理していきます。

何も見えない中、空間を進んでいくこの動きは、CUIのコマンド操作の動きに、少し似ています。

例えば、最初は真っ暗で、何がどこにあるのか分からないところとか…

lsコマンドの、目の前にあるファイル・フォルダから順に探っていく動きとか…

また、慣れないうちは、素早く動けないけれど、慣れてしまえば、すべて見えている場合よりも高速に動けるようになるところなんかも似ています。

"盲目の主人公を、コマンド操作で動かす。"

この発想は、何も見えない世界を歩くことと、CUIの世界をリンクさせることによって生まれました。

ゲームの世界は、画面の中での出来事ですが、現実の動きとリンクさせることで、リアリティのある世界観を作ることが出来るのではないかと思います。

ゲーム画面

ゲーム画面は、上半分と下半分に分かれています。

上半分が出力画面、下半分が入力画面です。

プレイヤーは入力画面で操作を行い、出力画面にセリフや風景などの、操作結果が表示されます。

出力画面

出力画面では、何も操作を行いません。

四角い枠の部分には、入力中のコマンドやセリフが表示されます。

それ以外の部分には、風景などが表示されます。

入力画面

入力画面のキーボードを、タッチ/クリックすることでコマンドを入力し、操作することが出来ます。

入力できるキーは0-9の数字・タブ・デリート・エンター・マイナスです。

外部キーボードやテンキーでも入力できるようにする予定です。